レクチャーコンサートライブ映像より Vol.1 /ブランシェのチェンバロ

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浜松市楽器博物館コレクションシリーズ



■日本に存在することが奇跡 国宝級の名器
本DVDでは、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世の手によるチェンバロを使用。
彼の父であるブランシェ1世は、当時最高の楽器職人であったと当時の記録に残っています。
このような楽器が幾多の戦乱を乗り越え演奏可能な状態で今日まで生き残ってこれたことは世界的にも稀で、
しかも故郷のヨーロッパではなく日本の浜松にあることは、ある種の奇跡ともいえます。
中野振一郎さんほどの名手が「演奏者にとってこの上もなく誇り」というほどの名器です。

■世界最大級を誇る浜松市楽器博物館が10年かけて修復した自慢の楽器
この楽器が日本に来たのは1992年のことでした。
以後、世界最大級を誇る浜松市楽器博物館が修復に着手し、
十数年に渡るメンテナンスの末、2007年 12月、初めて博物館の外に出て、
コンサートホールでの演奏が実現したのです。
現代音楽で使われるピッチ(音の高さ)は440kHz付近で調整されますが、
ブランシェを通常のバロック音楽よりも更に低い400kHzというピッチで調整したところ、
それまでになかった美しい響きで鳴りだしたそうです。
まさに、ヴェルサイユの誇りと美意識を受け継いだ、気まぐれで繊細な楽器。
「これがヴェルサイユの響きだったのか」と、中野振一郎さんや博物館のスタッフはこの楽器に教えてもらったのだといいます。

■洗練された究極の美意識を表す音色
「今日はどんなポーズであくびをしようかな」ということを日々考えるほど、
俗世間と乖離した美の空間で生きていたヴェルサイユの貴族たち。
そこには精神性よりも刹那的な「気まぐれ」の支配する世界「ロココ」がありました。
旋律よりもクラヴサンの持つ音色の美しさ自体を追求する美意識、そこから派生する装飾美、軽やかさ、あでやかさ。
その時代を生きてきた音色が、現代のコンサートホールに再現されたのです。

■中野振一郎さんの演奏を収録
世界でも有数のチェンバリストである中野振一郎さんの演奏を収録。
さらに、ペダルがないチェンバロを演奏する際に重要なポイントである 手元の映像もご覧いただけます。
ヴェルサイユの響きやチェンバロの奏法についての実演を含めたトークシーンも収録。
チェンバロ初心者にもおすすめの内容です。

■美麗なブランシェの写真集を含むフルカラー16P 解説冊子付き
浜松市楽器博物館館長の嶋による楽器紹介、
中野振一郎氏による楽曲解説などを収録したフルカラーの16P冊子(日本語版、英語版)付き。
美麗なブランシェの外観を様々な角度から撮影した写真集も収録。
コレクターには必携の内容です。

■収録内容
1 ブランシェのチェンバロのご紹介(解説)
2 百合の花ひらく:F.クープラン(演奏)
3 ヴェルサイユの響き(解説)
4 優しい訴え:J.Ph.ラモー(演奏)
5 指先の技(解説)
6 スキタイ人の行進:J.N.P.ロワイエ(演奏)
7 ジュピター:A.フォルクレ(演奏)
8 フランス・ロココ音楽の魅力(解説)
9 三美神:J.デュフリ(演奏)
10 ヴィクトワール:J.デュフリ(演奏)
【収録】
浜松市楽器博物館第73回レクチャーコンサート
「18世紀ヴェルサイユ・クラブサン音楽の美の世界」より
2007年12月1日(土)14:00〜 アクトシティ浜松中ホール
  • 価格:2,570円

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